ヒノキの香り(201348・4:30)

 出雲大社の屋根の修復記を読んだ記憶がある。台風で破損したのをそうしたのだったか定かではないが、厚い檜皮(ひわだ)をめくっていくとまだ新しいままのようなヒノキの香りがたちのぼってきた、とあった。
 この記事での場所は厚さ45cmとあるが、もっと厚い場所があるはずだ。祈りの建築の凄みである。
 愚妹がここで式をあげたので参列し聞いた祝詞は、本場ミラノ・スカラ座という気分でサスガの声量、うたいぶりであった。