昼寝葉(2013422・穏やかな9:40)

 
 通行の予定が頓挫した道路が放置されてしまっていて、その道に出会ったトタンに「我が道にする」とまたもや天に宣言してメンドーを見始めた。まず問題は通行を邪魔する木枝を整理して散髪することである。よく見ると木々の多くはツルに覆われて落命の危機にあった。ツルは勝手気ままに伸張し始めていて、そいつの葉は通常の2倍の厚みがある、これで日差しをマルマルぶんどられたのでは生きられない。現に若くして終わってしまった悲惨な例も散見される。よく観るために少し持ち帰って、穏やかな海を背景に撮る。やはり憎々しいエイリアンのごとく元気なやつである。
 
 ところで太陽に葉裏をみせる植物はいないだろう。だがどうやっても奴は余所見をする。性格に問題があるのだ。そこで花器を寝かしてみることにした。ボトルの胸に口をつくり例の青竹を差し込み、そこに奴を押し込んで上から見たのがこれだ。どんなものかな? 今日は良い天気だし、朝から昼寝してる気分は。