鬼にカメラ(20121014・15度4:30)

「カメラマンなんてなるの簡単なのよ。カメラ持ってりゃいい」
と武井カメラマンはかつて笑ったのである。見ろカメラマンだらけだ。
その中でボクにもカメラマンをやろうという助平根性はあるから、
カメラマンがねらいそうなアングルを真似て撮ろうとする。
ところがこのスキ間から神輿をみなで腕をのばし奇声を発して持ち上げた瞬間は
面白いから見てしまった。あわてて気付いて撮るとこうなるのだ。
お姉さんたちの美しい背中姿のように締まらない写真になる。
でもまあ見たからいいのである。ボクの散歩の目的は果たした。

鬼にカメラを渡すからカメラマンになるのだ。
そこらの人間に渡してもしょせんは無駄だ。
これほどカメラが蔓延してて、腐るほど写真が残っていて、心を撃つ写真は
殆ど無いと思われる。
カメラマンになるの簡単だって? ホントに思ってないだろうな、そこの人。
なめんなよ。