201251・・・妖怪(新谷記)

杉山の写真は「文藝春秋」誌だかで見たような記憶がある。
この老人(松永)は電力の鬼とも妖怪ともいわれ
電力会社を現在のカタチにしたのもこの老人だ。検索すればエピソードは山ほどありそうである。
僕が読んだ中では「70過ぎたら女は3人に絞れ」という後輩にむけての助言とされるもので、
スケール違いの元気さに呆れた記憶がある。
堀内さんも解脱と悲愴感がミックスされているのが新味・・・といささか後ずさり気味である。
そこで観客の反応を読むと称して何パターンかの感想を書いたのはさすがにうまい。
それなりに楽しんだわけである。

↑現代の妖怪ではない怪しい老人は、解脱と悲愴感を壊れたギターで造るのであった。