2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

◎堀内誠一の写真論/2つの展覧会(1967年12月)

210252・・・ミュータント(新谷記)

この記事よりずっと後になって写真誌「フォーカス」が出ましたが、 スキャンダルの証拠物件として写真を採用したがゆえにか自ら雑誌の命を絶ちました。 新聞社系のグラフ誌も雑誌として独立した新しい問題を掘り起こすのを怠ったのか 廃刊されています。 つ…

201251・・・「洗練された散文」(新谷記)

大竹昌二の写真集を僕もデザインさせてもらったことがある。 大柄なモデルをグランドキャニオンに連れて行って撮ったものであった。 ジャネットといったか。鳥肌がたっているので編集者に聞いたら早朝の零度以下の 中でのヌード撮影だったという。たしかに野…

201252・・・展覧会という形式(新谷記)

展覧会という形式をかりるほどのことか、という問いかけは今もあらゆる個展で いえる事態である。堀内さんも仕事の合間をぬってこの連載コラムのために 出向いたのであろうから、それで内容的にとくした気持ちになれないときには そう問いかけたくなるのはわ…

◎堀内誠一の写真論/写真展(1967年7月)